« 強行コーヒー牛乳 | トップページ | アイムノットニート »

2007/01/24

オンリーロンリーニノ祭り

ずっと観たかった映画2本立てをようやく決行しました。

「硫黄島からの手紙」
「鉄コン筋クリート」

どちらの作品にも嵐の二宮和也くんが出とりますです。
(鉄コンは声だけだけど)

フジテレビのドラマ「拝啓、父上様」の影響もあって、
「優しい時間」以来およそ1年ぶり?に私の中で二宮くんブームがきております。

いや、彼は相変わらずすごいっすねー!
とにかく同い年とは思えない(しかも誕生日10日違い)。
演技のすごさは年上っぽいのに、顔とかは年下っぽい。
そりゃあ倉本聰さん、2作続けて起用するわけですよ。
支持する年齢層、広いにきまってるよ。ナイスキャストだよ。

北の国からの純くん(吉岡秀隆さん)に通じる何かがありますね。
決して二枚目ではないんだけど、随所に母性本能をくすぐる何かが・・・!!

・・・自分で書いてて気持ち悪くなってきた。。。
さて、では本題の方に。たまには「続きを読む」機能でも使ってみるか。

「硫黄島からの手紙」

クリント・イーストウッド監督。アカデミー賞にこの人在り。
とはいえ、私の中でクリントさんのイメージはしわくちゃのおじいちゃん。
「ミリオンダラー・ベイビー」も「ミスティック・リバー」も「許されざる者」も
ぜーんぜん観たことありません。元○タヤ店員のくせに。
唯一観たのは、ブラッド・ピットと共演した「スパイ・ゲーム」くらいかな。
要は「監督があのクリント・イーストウッド」ってことに期待して観たわけじゃないんですよ。

確か以前、「ラストサムライ」を観たときにここに書いたんですけど、
「欧米の監督が映画の中で描く日本」ってほんとに滑稽だったじゃないですか。
描写がすごく偏ってるっていうか。
今回の2部作「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」では、
あえて同じ題材をアメリカと日本、それぞれの視点から同じ監督が描く・・・
ってところにすごく興味があったわけです。
「父親たち」はまだ観てないんですけどね。むしろ今すごく観たいんですけどね~


日本兵も米兵もそれぞれが捕虜に暴行する残酷なシーン。
「兵隊は死んでも戦い抜くべきだ」という完全軍国主義だったのに、生き残る少将。
長くアメリカで暮らしていた中将が、軍人としての誇りをかけて昨日の友人たちに向ける刃。
残してきた妻と娘のために、絶対に生きて日本に帰ると誓った若い兵士。
軍国主義に染まりきれずに上官に逆らい、クビになって激戦地に送り込まれた若い元憲兵。

全部がめちゃくちゃリアルで、すごく胸が痛かった。
誰が正しいとか間違ってるとか、戦場ではそんなことを言ってる余裕はないものね。
誰かが言った、「自分が信じたものが正義だ」っていうセリフがすごく響いた。

生き残った西郷(二宮くん)が、米兵に混じって横たわる。
その目に夕陽が映って微笑む、あのラストシーンは鳥肌が立ちました。

この2本の映画に込められた戦争批判思想は置いといて、
硫黄島で起こったこと、クリントさんが映画化しなかったら、
一生知らずに終わっていたかもしれないんです。
その意味では、ありがとうクリントさん。

まだまだ、知るべき知らないことがたくさんあると感じた映画でした。

「鉄コン筋クリート」

原作・松本大洋。もうえらい空気変わりますけど。
とにかくあの映像と蒼井優ちゃん、やばい。
背景の色彩もめちゃくちゃきれいでさ~。
もしやと思ったら原画に安藤雅司キターーーーーー!またあなたですか!
最近良くお目にかかりますね。いやはや。
背景もじっくり見たいのに展開速いからついていけないよ~!!

実は松本大洋さんのマンガ読んだことないんですけど、
あのマンガのタッチ、かなり忠実に表現してるよね。。
テレビアニメの『ハチミツとクローバー』でも思ったけど、
CGとかデジタルペイントで時間が短縮できる分、どんどんクオリティが上がってるんだな。
すごいな~現代のアニメの技術は。しみじみ。

今までオススメするだけしといて自分では観てなかったけど、
アニマトリックスとかマインドゲームもちゃんとみてみよーっと。

原作本もかおーっと。金欠に拍車がかかりますな。

しかし最近観た映画はどれも人間の内面をテーマにしてるのが多いな。
私もそんなことを悶々と考えたりするタイプの人間なので、
映画でもそういう議題をストレートに提示されると、また考えすぎちゃうのよね。
たまには人間って何だっけ?とか忘れさせてくれる超娯楽映画が観たいなぁ。

・・・とか言いつつ結局そういう映画はわざわざ映画館で観る気にならない自分。。

人間って、矛盾だらけな生き物ね。

|

« 強行コーヒー牛乳 | トップページ | アイムノットニート »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/124842/13660785

この記事へのトラックバック一覧です: オンリーロンリーニノ祭り:

« 強行コーヒー牛乳 | トップページ | アイムノットニート »